- 2024年12月23日
下肢静脈瘤は自分で治せる?オススメの予防法や治療法を徹底解説

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、足の血管がふくらみ、くねくねと曲がった状態になる病気です。過去に診察で指摘がされたことがある方、症状から下肢静脈瘤を疑っていろいろ気になっている方もおられると思います。
本記事では、下肢静脈瘤を自分で治すことができるのかどうかについてわかりやすく解説します。
✓下肢静脈瘤って、自分で治せるの?
✓受診せずに下肢静脈瘤を治したり、予防ってできるの??
このような疑問や不安を解決できます。

この記事を書いた、院長の高見 友也です。
『不安を安心に』変えることのできるクリニックを目指して、幅広い診療を行っています。ここでは、いくつかの専門医をもつ立場から、病気のことや治療のことをわかりやすく説明しています。
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目次
【結論】自分で治すことはできません

下肢静脈瘤は、静脈弁が故障することが原因です。そのため、マッサージやリハビリ、内服などで、壊れてしまった弁自体を治すことはできません。そのため、残念ながら自分で治すことはできません。
【マッサージや運動・体操が意味がないわけではありません】

先ほどお伝えした通り、下肢静脈瘤になってしまった後は、マッサージや運動をしても残念ながら治ることはありません。しかし、下肢静脈瘤になっていない方の場合は、マッサージやストレッチ・運動や体操などで、予防をすることは可能です。
またこれらは、基本的に副作用もなく安全なものですので、無理のない範囲で積極的に行うようにしましょう。
【早めに専門医に相談してください。】
下肢静脈瘤は自分で治せるものではありません。また放置していていいものでもありません。
早めに受診していただき、専門医による適切な診断と治療をおすすめします。
こちらの記事もご参考ください。
「下肢静脈瘤を放置すると危険?専門医が解説する症状と治療の重要性」
「下肢静脈瘤の治療選び!手術と保存療法のメリット・デメリットを専門医が解説」
まとめ
下肢静脈瘤は、適切な科を受診するだけではなく、専門医資格の有無や実際に下肢静脈瘤の経験があるかなどをもとに、信頼できる専門医を選ぶことが大切だと考えます。まずは症状に気づいたら早めの受診が健康を守る第一歩です。