当院では胃カメラ(胃内視鏡検査)や不眠症の治療、睡眠時無呼吸症候群の治療、花粉症(舌下免疫療法など)、排尿障害の治療など専門外来を行っております。気になる症状がある方はぜひ当院までご相談ください。

不眠症

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当院は、不眠症に悩む方々の睡眠の質を向上させ、健康と幸福をサポートする治療を提供しています。不眠症は、睡眠の質を低下させ、日常生活に様々な影響を及ぼす一般的な睡眠障害で、個々の症状や生活習慣に応じたカスタマイズされた治療法を通じて、患者様の心身の健康の回復を目指します。

不眠症の原因

不眠症は、ストレスや不安、不規則な生活習慣、身体的・精神的健康問題、睡眠時無呼吸症候群、環境要因など、多様な原因によって発生します。
睡眠時無呼吸症候群は不眠の原因となるだけではなく、心血管系疾患や生活習慣病とも関連しています。正しい治療が行われれば、症状の著名な改善を認めることがありますので、早めにご相談ください。
当院では睡眠時無呼吸症候群に必要な検査(在宅での精密検査含めて)を行っておりますので、ご相談ください。

不眠症治療

個別相談
患者様個人の状況を詳細に把握し、最適な治療プランを提案します。
行動療法
不眠症を克服するための具体的な技術と戦略を提供します。
薬物療法
状況に応じて、睡眠改善のための薬物(最近は依存性の少ない睡眠導入薬もあります。また当院では漢方による治療も行っております)を処方します。
リラクゼーション技法
ストレス管理とリラクゼーションを促す技法を学びます。
生活指導
睡眠衛生の改善と健康的な睡眠習慣の確立をサポートします。

当院は、患者様一人ひとりに合わせた治療を通じて、質の高い睡眠を取り戻し、日中の活動の質の向上を目指しています。不眠症の悩みを抱えている方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

花粉症

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当院では、春の訪れと共に始まる花粉の悩みに対し、専門的な治療を提供しています。花粉症、または季節性アレルギー性鼻炎は、特定の時期に花粉によって引き起こされるアレルギー反応です。このページでは、花粉症の原因、症状、そして当院での治療方法についてご紹介します。

花粉症とは?

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎の一種です。これは、花粉が鼻の粘膜に触れたときに免疫システムが過剰に反応し、「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」などの症状を引き起こします。

花粉症の主な原因

スギ花粉
春に多く飛散し、日本で最も一般的な花粉症の原因です。
ヒノキ花粉
春遅めに飛散することが多く、スギ花粉に次ぐアレルギー反応の原因です。
その他の植物
地域によってはイネ科植物やブタクサなど、他の植物の花粉も花粉症の原因となる場合があります。

花粉症の主な症状

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • くしゃみ
  • 目のかゆみや充血
  • のどの痛みやかゆみ など

当院での治療方法

薬物療法

抗ヒスタミン薬、ステロイド含有の点鼻薬、抗アレルギー薬などを使用して症状を緩和します。

環境管理

室内の空気清浄を促し、外出時のマスク着用や帰宅後の顔洗いなど、アレルゲンにさらされる機会を減らします。

排尿障害(頻尿・残尿感など)

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排尿障害は、文字通り排尿行為が正常に行われていない状態です。このなかには、頻尿や尿意切迫感、夜間頻尿、腹圧性尿疾患などの畜尿症状がみられるケース、尿勢低下や尿線途絶などの排尿症状がみられるケース、残尿感や排尿後尿滴下などの排尿後症状がみられるケースがあります。いずれの場合でも、排尿障害が長く続くと、患者様の日常生活に大きな支障をきたすようになります。

なお、前立腺肥大症や過活動膀胱、腹圧性尿失禁、神経因性膀胱、間質性膀胱炎などの病気によって排尿障害が起こることもあります。こうした病気を放置していると、治療が難しくなるケースもあるので、膀胱や尿道に異常がみられるという場合は、お早めに当院をご受診ください。

頻尿

頻尿とは、排尿回数が増加している状態です。排尿回数は個人差が大きく、また年齢、季節、水分の摂取量といったことでも異なるのですが、成人の場合は概ね4~6回程度です。ビールなどを飲み過ぎた、急に寒くなって体が冷えた、といった要因がないにもかかわらず、昼間の排尿回数が8回以上あるという場合は、頻尿が疑われます。

なお、頻尿の原因はいくつもありますが、代表的な要因として、膀胱に尿を溜めておく作用が弱くなった状態(膀胱容量の減少)が考えられます。膀胱に貯められる尿量が物理的に減少する、膀胱の広がりは悪くなることで容量が小さくなり、尿が少ししか溜まっていないにも関わらずトイレに行きたくなるといったことによって排尿回数が増えてしまうのです。また、過活動膀胱、尿崩症、糖尿病、心因性多飲症などによるケースもあります。膀胱炎や膀胱結石などによって膀胱粘膜が刺激されることで起きる頻尿というケースもあります。

夜間頻尿

昼間はとくに頻尿がみられないものの、夜間に眠っている状態にあるときにトイレに行きたくなり、目が覚めて排尿しに行くことがあります。トイレに行くことで睡眠を妨げられてしまうので、日常生活に支障をきたすようになります。主な原因としては、過剰な水分摂取による夜間多尿、膀胱に尿を溜めておくことができない状態、機能的な問題、睡眠障害などが考えられます。睡眠中に尿意で目が覚めてしまう状態が続いているときは、お早めに当院をご受診ください。

残尿感

残尿感がみられるときは、膀胱に何らかの問題が起こっている可能性があります。例えば、前立腺肥大症の方は、膀胱から尿道出口までの通過障害が起こりやすいです。排尿時に膀胱がうまく収縮できないといった膀胱収縮障害も考えられます。膀胱に尿が残っていないのにも関わらず残尿感を感じる場合は、膀胱炎が考えられます。また、慢性前立腺炎を発症している患者様にも、このような残尿感はみられます。そのため、まずは残尿感が起こっている原因を突き止め、必要であれば薬物療法や手術療法などを行います。

尿管結石

尿管結石は、尿管の細い部分に結石が詰まり、非常に激しい痛みを引き起こす病気です。この痛みは「人生で味わう3大激痛」とも称され、脇腹や下腹部に症状が現れます。また、尿の流れが悪くなることで水腎症を引き起こし、腎機能の低下につながることもあります。主に30代から50代の働き盛りの男性に多く見られ、メタボリック症候群や高尿酸血症といった生活習慣病の方は特に注意が必要です。

治療は内服で自然に石が出るのをまず待ちますが、場合によっては病院で砕石など処置が必要な場合があります。

女性の尿トラブル

一般的に女性の尿トラブルの悩みは、男性より多いと言われています。そのため、悩んでおられる方は多いと思いますが、なかなか受診しにくいと感じておられる方もおられるのではないでしょうか。原因として、膀胱炎や過活動性膀胱(1日に何度もトイレに行きたくなる)、腹圧性尿失禁、ストレス(心因性頻尿)などがあります。当院では一般内科の診療の中で、他のお悩みと一緒にお聞きしておりますので、お気軽にご相談ください。

検査方法

尿検査やエコー検査で、尿の状態や膀胱・前立腺の大きさを確認して、原因を探します。

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん、IBS)は、消化管の異常により、慢性的な腹痛や便通異常が続く疾患です。特に、ストレスや食生活が影響を与えやすく、便秘、下痢、腹部膨満感などの症状が見られることが多いです。

原因ははっきりとはしていませんが、ストレスや食生活の乱れ、腸内環境の変化などが関係していると言われています。症状は、腹痛や腹部の不快感(しぶり腹)などが多く、下痢になりやすい人や便秘になりやすい人などがいます。治療は生活改善と薬物治療を行います。腹部症状やよく下痢するなどでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

便秘(排便障害)、痔など

おしりの症状は、痛みや出血、腫れ、かゆみなどがあります。
また当院では、痔の診療だけでなく、便秘の相談も行っております。
いろんな薬を使ったけど、うまく排便がコントロールできない、たまに便がでにくいことがあるなど、当院では内服加療だけではなく、食事指導や排便時の体勢など含めた生活指導も合わせて行っております。また便秘薬は種類によっては、長期に使用すると癖になって排便を困難にしてしまうタイプもありますので、当院では現在飲まれている薬の再調整も行っております。

痔で困っている方、便がスムーズに出なくて困っている方、一度当院へご相談ください。