- 2025年1月12日
つらい花粉症から解放される!対策と治療法まとめ

花粉症でお悩みの方は年々増加しており、現在では日本人の約4割が症状に苦しんでいると言われています。つらい症状を和らげ、快適な毎日を送るために、花粉症の基礎知識から治療法まで、わかりやすくご説明していきます。
✓花粉症の症状や原因って何??
✓薬を使わない対策ってあるの?
✓治療方法は?
このような疑問や不安を解決できます。

この記事を書いた、院長の高見 友也です。
『不安を安心に』変えることのできるクリニックを目指して、幅広い診療を行っています。ここでは、いくつかの専門医をもつ立場から、病気のことや治療のことをわかりやすく説明しています。
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目次
【花粉症の基本メカニズムと主な症状】

花粉症は、花粉というとても小さな粒子が体内に入ることで起きるアレルギー反応です。スギやヒノキなどの花粉が原因となって、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状が現れます。
私たちの体には、外から入ってくる異物から身を守る免疫システムがあります。花粉症の人は、本来は害のない花粉に対して、この免疫システムが過剰に反応してしまうのです。
特に注意が必要な症状には以下のようなものがあります:
- 繰り返すくしゃみや鼻水
- 目のかゆみや充血
- 喉の違和感や痛み
- 疲れやすさや集中力の低下
【効果的な予防と対策の最新情報】

花粉症の予防には、花粉との接触を減らすことが重要です。
以下の対策を日常生活に取り入れることをおすすめします。
①マスクの正しい着用は、花粉の侵入を防ぐ基本的な対策です。不織布マスクを選び、隙間なく装着しましょう。
②花粉情報をこまめにチェックし、花粉が多い日は外出を控えめにすることも効果的です。スマートフォンのアプリなどを活用すると、便利に情報を得ることができます。

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③帰宅後は、外套を玄関で払い、顔や手を洗い、うがいをする習慣をつけましょう。これにより室内への花粉の持ち込みを最小限に抑えることができます。
【治療法と医療機関の選び方】

現在の花粉症治療は、症状や生活スタイルに合わせて選択できるようになっています。
抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水を抑える薬です。以前は眠気の副作用は強かったですが、最近は眠気が少ないタイプもあります。
しかし、(一部を除いて)一般的には効果が強くなるほど、眠気の副作用が強くなりますので、当院では、日中の仕事や学業などに合わせて、日常への影響が少ない薬を一緒に考えていきます。
また効果が乏しい場合は、薬の変更や増量、追加などをしながら、場合によっては点鼻薬や漢方なども使用していきます。
医療機関を選ぶ際は、以下の点に注目してください。
- アレルギー検査が実施可能か(当院ではVIEW39を含めた各種アレルギー検査を行っております)
- 複数の治療選択肢が用意されているか(抗アレルギー薬の調整や点鼻薬、漢方などを使用します)
- 生活スタイルにあった治療選択を一緒に考えてくれるかどうか(効果があっても、眠気などで日常生活や仕事に影響ができては困りますよね。当院では、治療効果だけではなく、日常生活に合わせた治療方法を一緒に考えております)
最後に、花粉症の症状は人によって異なります。ご自身の症状や生活スタイルに合った対策・治療法を見つけることが大切です。
心配な症状がある場合は、早めに医療機関をを受診することをおすすめします。近隣に耳鼻科がなくて困っている方もおられると思いますが、当院では花粉症・アレルギーの治療も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
結論
花粉症は、日常生活に大きな影響を及ぼします。時には仕事などへの影響もでてきますので、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。セルフケアと専門的なサポートを活用し、より快適な日々を目指しましょう。