• 2025年4月19日

ぎっくり腰の治し方・原因・予防法|即効性のある対処法について

突然の腰の痛みに襲われ、日常生活に支障をきたす「ぎっくり腰」。多くの人が経験するこの辛い症状について、詳しく解説します。腰の痛みに悩む方にとって、この記事が救いの手となることを願っています。

✓ぎっくり腰って、なんでなるの??
✓応急処置と対処法ってあるの?
✓予防方法ってあるの?

このような疑問や不安を解決できます。

この記事を書いた、院長の高見 友也です。

『不安を安心に』変えることのできるクリニックを目指して、幅広い診療を行っています。ここでは、いくつかの専門医をもつ立場から、病気のことや治療のことをわかりやすく説明しています。

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目次

  1. 【突然襲われるぎっくり腰の正体とは?症状と原因を徹底解説】
  2. 【辛い痛みからの解放!応急処置と正しい対処法】
  3. 【予防と再発防止のための生活習慣改善ポイント】

【突然襲われるぎっくり腰の正体とは?症状と原因を徹底解説】

ある日突然、激しい腰の痛みで動けなくなってしまう―。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

ぎっくり腰は医学用語では「急性腰痛症」と呼ばれ、日本人の約4人に1人が一生のうちに一度は経験すると言われています。

腰の筋肉や靭帯に急激な負担がかかることで起こる症状で、重いものを持ち上げた時や、急な動きをした時によく発症します。

朝起きた時に突然痛みを感じる方も多く、寝違えのように就寝中の姿勢も原因となることがあります。

【辛い痛みからの解放!応急処置と正しい対処法】

ぎっくり腰を発症したら、まずは安静にすることが大切です。ただし、長時間同じ姿勢を続けるのは逆効果です。

発症直後は氷嚢などで冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。15分程度を目安に、2〜3時間おきに行いましょう。
横向きに寝る際は、膝の間に薄い枕を挟むと腰への負担が軽減されます。仰向けで寝る時は、膝の下に枕を入れると楽になります。

痛みが強い場合は、市販の湿布薬を貼ることも効果的です。ただし、症状が重い場合や、足のしびれを伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。

なお、超音波装置(エコー)で部位を確認して、注射をすることで、速やかに改善する場合もあります。効果もある方でしたら、注射後すぐに症状が改善します。

【予防と再発防止のための生活習慣改善ポイント】

ぎっくり腰の予防には、日々の生活習慣の見直しが欠かせません。特に重要なのが、正しい姿勢づくりです。

デスクワークが多い方は、背筋を伸ばして座り、30分に1回は軽く体を動かすことをお勧めします。

適度な運動も効果的で、特にストレッチや腰回りの筋トレは予防に役立ちます。ただし、無理な運動は逆効果となるので注意が必要です。

十分な睡眠と、バランスの良い食事も大切です。特にカルシウムやビタミンDを含む食品を積極的に摂取しましょう。

体重管理も重要なポイントです。肥満は腰への負担を増やすため、適正体重を維持することを心がけましょう。

ぎっくり腰は決して軽い症状ではありませんが、適切な対処と予防を心がければ、再発リスクを大きく下げることができます。


結論

この記事で紹介した方法を実践し、健康的な腰づくりを目指しましょう。もし症状が改善しない場合は、お気軽にご相談ください。

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