- 2024年11月11日
- 2024年11月12日
睡眠時無呼吸症候群かも?医師が教える見逃せない症状
「夜はぐっすり寝ているはずなのに、なぜか日中眠い…」 「パートナーから『夜中に息が止まっている』と言われた…」
このような経験はありませんか?実は、これらは睡眠時無呼吸症候群の重要なサインかもしれません。
✓睡眠時無呼吸症候群を疑う症状って何?
✓自分でできるチェックリストとかあるの?
✓睡眠時無呼吸症候群になりやすい人ってどんな人?
このような疑問や不安を解決できます。
この記事を書いた、院長の高見 友也です。
『不安を安心に』を変えることのできるクリニックを目指して、幅広い診療を行っています。ここでは、いくつかの専門医をもつ立場から、病気のことや治療のことをわかりやすく説明しています。
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【睡眠時無呼吸症候群を疑う症状】
【夜間に現れる要注意症状】
夜間の症状は、主にご家族やパートナーの方が気が付くことが多いです。
また最近は、アップルウォッチでも睡眠時無呼吸症候群の兆候を検知するようになったことも話題になっています。
【日中に表れる要注意症状】
【睡眠時無呼吸症候群を疑う自己チェックポイント】
7つの質問にお答えください。
合計が3.0点以上であれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いです。
こちらのサイト(睡眠時無呼吸なおそう.com)もご参考ください。
【睡眠時無呼吸症候群の危険因子】
- 肥満(BMI 25以上)
- 首周りが太い(男性40cm以上、女性37cm以上)
- 50歳以上
- 男性
- 家族歴がある
- アルコールの習慣的な飲用
- 喫煙習慣
- 鼻炎やアレルギー性鼻炎がある
これらの危険因子に当てはまり、かつ上記の症状がある方は、特に注意が必要です。
【病院を受診すべき理由】
睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気や寝起きのだるさといった自覚症状だけではなく、
上記のようなリスクを引き起こします。
また下記のように、いろいろな疾患とも関連していますので、早めに受診して、必要があれば治療を行うことで、睡眠の質だけではなく、合併症の予防にも繋がる大切な治療です。
結論
睡眠時無呼吸症候群は、放置すると重大な合併症を引き起こす可能性がある進行性の病気です。
ただし、早めに診断・治療を行うことで、睡眠の質を上げるだけではなく、合併症の進行を予防することができます。
初期症状が軽いからといって安心せず、早めに専門医に相談することをお勧めします。