• 2024年11月7日
  • 2024年11月26日

巻き爪になりやすい人の特徴と予防法

巻き爪は、爪が内側に巻き込むように変形してしまい、食い込んでしまう状態です。
時に痛みを伴うことがあり、膿んでしまう場合もあります。また一度治療して良くなっても、またなってしまう方も多いのではないでしょうか。


✓そもそも、何で巻き爪になるの?
✓1回良くなっても、またなってしまうのはなぜ?
✓根本的に治す方法は?

このような疑問や不安を解決できます。

この記事を書いた、院長の高見 友也です。

『不安を安心に』変えることのできるクリニックを目指して、幅広い診療を行っています。ここでは、いくつかの専門医をもつ立場から、病気のことや治療のことをわかりやすく説明しています。

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巻き爪は痛みを伴うと、歩く時にも支障が生じます。
また何度も繰り返すこともあり、生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、巻き爪の原因と根本的な治療について、詳しく解説していきます。


【そもそも巻き爪とは?】

巻き爪は、爪が内側に巻き込むように変形してしまい、食い込んでしまう状態です。痛みがなければ治療不要ですが、痛みを伴う場合は治療が必要です。また明らかなに爪が巻いていなくても、爪が刺さってしまって痛みが出ている状態は「陥入爪」といいます。こちらも同様に症状があれば、治療が必要です。放置すると歩行に支障が出たり、爪が肉に食い込んで膿んでしまう(炎症)こともあるため、早めの対処が大切です。

【爪が巻いてしまう理由】

そもそも足の爪は巻いてしまう性質があります。しかし、我々は立って生活をしていますので、体重の荷重と地面からの反発力が足(爪)にかかることで、ある程度の湾曲で保つことができます。そのため、正しく足に荷重をかけられないと、曲がってきてしまいます。

【巻き爪の原因】

きつい靴による圧迫(外力による変形)、足の変形(偏平足や外反母趾など)、深爪など

左図のように、トランペット型と呼ばれるタイプでは、指全体への荷重が弱い状態や靴の圧迫が原因であることが多い。

一方、片方のみ巻きやすい方は、指の変形(寝指や外反母趾など)が原因で、爪の一方にだけ力がかかっていることが原因。

【何度も巻き爪になってしまう理由】

一旦巻いてしまった爪を、テープや専用の道具などで平たくしたり、爪の切除などをして、刺さって痛みや感染の原因となっている部分を除去することは大切です。しかし、その後はそもそも巻き爪となってしまった原因を紐解いて、そこに対する対策を行わないと、再燃してしまいます。

【自宅でできる巻き爪対策と予防法】

ストレッチ

足指でグーチョキパーを作って、指をしっかり曲げる運動や手で指先を曲げるストレッチを行う

偏平足の改善を図る

偏平足があると、足のバランスが崩れて、指が回転したり、爪の一部に負担がかかって、爪が巻いてしまいます。(上記と同じ内容のストレッチをしましょう)

正しい爪の切り方
(スクエアカット)

指先の皮膚が見えない程度に切る。
角を適度に落とす。

足の形に合った靴を選ぶ
(靴の中で爪が当たらない)

つま先が細い靴や靴ひもが緩くて、靴の中で足が前に滑って、つま先に爪が当たる状態も良くない。

正しい歩き方を身に着ける

指先をしっかり使って蹴りだすようにして歩く。

※痛みが強い場合や膿んでしまっている場合は、処置が必要となりますので、
 お早めにご相談ください。

【科学的エビデンスのある靴下の活用】

先ほどお伝えしたように、巻き爪は日常生活での改善が必要です。そのためには、ストレッチや歩き方の改善が必要です。しかし、歩き方の改善は実はとても難しいと言われており、正しい歩き方をすることができれば、痩せるとも言われています。

そのため、当院では手軽に日常の中で症状の改善・予防が期待できる「ケアソク」(公式HPリンク)という製品を取り扱っております。

こちらは、フットケアの専門医が開発に関わっている製品で、この靴下を履くことにより、日常生活の中で、足の重心バランスを整えることを目的としています。

実際、私自身も愛用しておりますので、お気軽にお尋ねください。
当院HP(ケアソク)もご覧ください。

巻き爪は、適切な処置で改善が期待できる症状です。痛みや不安がある場合は、ためらわず専門医に相談することをお勧めします。


気になった方やご心配な方、
早めに専門医へご相談ください。

当院のHP、こちらもご参照ください。

ご予約は、こちらから、お気軽にご相談ください。

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